2018.06.18
「新しい接着テクニックが変わる、これからの審美修復治療」に参加してきました!

6月17日(日)品川区大井町ペントロンジャパン社にて審美修復における接着を学んできました。

講師の先生はsjcd理事の北原信也先生です。日本の大学で研究されていたりAAEDやシンガポールと多岐にわたりご活躍されている先生です。

①私たちが精密に歯の形を整え(形成)てシリコン材料にて精密に型取りをしたもの

②その型取りから出来上がった模型を歯科技工士が適切に取り扱い「機能」「審美」といったことを理論的に盛り込んでできあがるセラミックスやジルコニアといった修復物

③①と②より出来上がった修復物をできる限り隙間なく接着する

これら3行程を確実に施術することで永続性のある結果を出すことができます。

今回は③の接着について学んできました!相変わらず歯科医療材料は日進月歩で進んでいます。今までは臨床的に行なっていたことがエビデンスレベルとして確立されている接着に大きな期待と未来があると感じました!

世田谷区千歳烏山よりこれからも世界基準の歯科治療をご提供できるよう日々研鑽を積む所存であります。お口の中でお困りの際にはぜひ烏山通り歯科にご相談ください。

2018.05.24
Tri Auto mini トライオートmini 根管長測定機能付きモーター

⭐️『トライオートmini』 根管長測定機能付き根管拡大モーター

前回のブログでご紹介しました「Ni-Tiファイル」&「Root ZX」と併用し根管拡大の効率と適切な形成を可能にする機器です。

烏山通り歯科精密根管治療において無くてはならない機器です。

現在数多くの根管拡大モーターが発売されておりますが私個人としましてはRootZXとTRY AUTOの組み合わせが安全かつ根管拡大効率優れていると感じております!


[特徴]
■コンパクトヘッドで視界良好
コンパクトヘッドは直径が僅か9mmです。
コンパクトヘッドは、直径がわずか9mmと小さく、大臼歯へのアクセスが容易ですので治療効率に優れております。
治療部位の視界を広くとれ、マイクロスコープ使用時にも操作しやすく根管口や髄床底付近を見ながら根管拡大が可能。

■グリップバランスのよいコードレスハンドピース
トライオートminiは、フィンガーインスツルメント・デザインを採用し、わずか100gと軽く、手指にかかるストレスを軽減、ファイルの感覚をつかみながら、根管拡大形成が可能です。

■幅広い回転速度域
回転速度域は50、100、150、200、250、300、400、500、600、800、1000rpmから選択可能であり、トルクも自由に設計できるため安全に使用できる優れたインスツルメントです。

■液晶ディスプレイで明解表示
バックライト付の液晶ディスプレイで明解表示され、回転中であればトルクの変化をバーグラフ表示とともにバックライト色の変化で知らせて、術者の注意を喚起します。
たとえばトルクが上がるにつれて、青から緑そして赤に変わります。また、設定したトルクに達するとバックライトが点滅します。

▪️自動逆回転搭載

余剰なトルクがかかると自動で逆回転しファイル破折の危険性を回避できる安全な設計。
    

    

 

2018.05.20
電気的根管長測定器ーRoot ZXを有効に使用

電気的根管長測定器 「Electronic apex locator」

⭐️烏山通り歯科精密根管治療におきましては電気的根管長測定器をもとにEMR: Electric Measuring of Root canal length・レントゲン・手指の感覚を組み合わせ適切に根管長を測定し根尖孔外に為害性を誘発しないようにしております。

抜髄、感染根管処置の治療にあたっては根尖部までしっかりと感染物質を除去し、その後、根管充填材により最終的に根尖部まで綿密に充填すべきというものが現状の歯科医学の考え方です。それにあたり根の正確な長さの把握が不可欠である。

根管長測定器は口腔粘膜と根管内に挿入した測定電極の先端との間のインピーダンス値を測定することにより根の長さを把握する装置である。口腔内の状況により一定の誤差が生じるためX線写真での測定、平均歯根長、手指の感覚、ペーパーポイントなどと組み合わせて用いる事が推奨される。

口腔粘膜と根管内に挿入した測定電極の先端との間のインピーダンス値は、人種、年齢、歯種による差がほとんどなく、一定の値(6.5kΩ)をとるという性質を利用している。

「使用方法」 

ApexLocator.JPG
根管長測定器より伸びた対極を口角部に、関電極をファイルに取り付け、根管部へ挿入しながら測定を実施する。

「特徴 」

根尖孔が吸収されても正確な測定が可能。
根管を拡大しながらの測定が可能。
パーフォレーション(偶発的穿孔:accidental perforation)の即時診断が可能。
「注意点」

根尖孔が開いた歯では正確な測定が困難。
歯肉への電流リークは短めの測定を誘発する。

2018.05.20
〜ニッケルチタンファイルとステンレスファイルについて〜

★ニッケルチタンファイル(以下Ni-Tiと記載)

  • 弾力に富むため湾曲根管の治療に適し、また根管の追従性に優れるためエンジンにつなぐ事で電動式の根管治療を可能にした。このエンジンとNiTiファイルを使う根管治療はアメリカでは広く普及し、8割の歯科医師がすでに治療に導入しているとされる。現在日本では2割程度の普及率とされるが今後の普及が見込まれている。
  • 従来の手技で用いる。従来のステンレス製ファイルでは完全な根管治療が難しかった湾曲根管の治療を容易にした。また前歯部などの根管はもともと若干カーブをしており、ステンレス製のファイルで拡大を行った場合一度ステップを形成してしまうと根尖部までの治療が難しかったが、NiTiファイルは追従性に優れるためステップを形成するリスクは低い。
  • 根管形成とは?

    根管治療は歯の中の歯髄組織や起因物質をしっかり除去し無菌化することが目的である。適切に根管内の汚染物質を除去するには最終的には様々な薬液やインスツルメントを使用し、根管内全体をよく洗浄する必要があります。もともとの歯髄腔は狭く複雑なため薬液を充満させて洗浄できないので歯髄空を拡げる必要があります。

    根管を拡げることを根管形成拡大と言います。

    根管形成拡大の手順には大きく2つあります。

    1つ目は、根管上部から根尖を穿通させることです。根の先まで穿通させなければ薬液は根尖まで満たされません。歯によっては根管が細く彎曲していたり側枝が存在し形が複雑なことが多々あります。穿通できるまでいかに正確かつ丁寧にそしてスピィーディーにできるかが歯科医師のレベルの差であり歯の永続性に直結します。

    2つ目は、穿通させた根管内の幅を拡げ感染源を除去することです。このことで薬液を適切に充満させながら根管治療を行えます。クオリティ高く、そしてスピーディーにこの作業を行うにはニッケルチタンファイルは必須です。

  • 根管治療におけるファイルとは?

    根管内の歯髄組織の残骸や感染物質を取り除くためにISO規格され根管治療において非常に重要なインスツルメントです。。大別すると手用ステンレスファイル、ニッケルチタンファイルに分類されます。

    烏山通り歯科精密根管治療におきましてはNi-Tiとステンレスファイルのハイブリッド方式を用い安全かつ適切な手順で根管形成を行います。

    ⑴手用ファイル 

    根尖まで穿通させるためのファーストステップとしてステンレスファイルを使用します。

    烏山通り歯科精密根管治療においては02テーパーのステンレスファイルを用い、手指の感覚と電気的根管長測定器により慎重に根管の長さや形態をネゴシエーションしながら把握します。#08~15ファイルを制することを大切に行なっております。

     

     

    ⑵ニッケルチタンファイル

    手用ファイルは歯の根まで穿通させるにはとても有効ではあります。          次のステップである根管形成拡大を適切に行うのであればNi-Tiファイルを使用します。

    私はステンレスファイルのみで根管形成することを大学教育として学びました。しかし3次元的に複雑な歯根に対してステンレス製の硬い手用ファイルのみで根管形成してしまうことはレッジやトランスポーテーションを招き、元々の根管形態を大きく変化させてしまい難治性の感染根管になることが予想されます。

    ⭐️烏山通り歯科精密根管治療におきましては柔軟性があり追従性の高いニッケルチタンファイルを使用し適切な使用方法を厳守しナチュラルな根管形態を維持するジェントリーな施術を行います。

     

     

     

2018.04.22
ラバーダム防湿する?しない?

ラバーダム防湿は精密根管治療における無菌化を目的とする最重要必須項目です。

日本歯内療法学会、アメリカ・ヨーロッパ歯内療法学会、ヨーロッパでは根管治療時のラバーダム防湿を推奨しています。

 

利点
①治療視野の確保
治療する歯のみを唾液や周囲粘膜などから隔離します。

②粘膜の保護
・口唇や舌に歯を削る器具などが当たって損傷する事を防ぐこと
・次亜塩素酸ナトリウムによる粘膜の火傷を防ぐこと

③治療器具の誤飲誤嚥防止
治療に使用する器具が誤って口の中に落ちて飲んでしまうことが少なからずおこることが起きます。
ラバーダム防湿によりこのような事故を未然に防ぎ安全に治療を行います。

④唾液から術野を守る
根管治療は歯の内部の細菌感染を取り除き無菌化を目指します。
唾液中には多くの細菌が存在します。根管治療の最大の失敗理由は治療中に唾液が歯の中に侵入することです。

ラバーダム防湿の主たる目的は唾液の侵入をシャットアウトすることなのです!

⑤呼気から術野を守る
人が吐く息には多くの水蒸気が含まれており術野が湿り治療結果を悪くしてしまいます。


欠点
①歯にクランプというラバーダムを安定させるための金具でおさえる
歯にクランプという器具を付け、歯が締めつけられ歯茎に食い込んで痛い場合があります。
精密根管治療時は基本的に麻酔を各回使用していますので痛みはほとんど感じません。

②ラバーダム防湿中は口が乾きうがいができません。
精密根管治療時は口腔内を乾燥させラバーダム防湿をしているのでうがいが出来ません。

③口を閉じれないので顎が疲れてしまいます
精密根管治療ラバーダム防湿中は、口を閉じることが出来ません。
治療している歯の反対側でバイトブロック(お口が疲れないような器具)を咬んでいただくとこで顎の疲れは軽減します。
顎に無理のない時間内で治療を行うよう心掛けますのでご相談下さい。

2018.03.08
〜精密根管治療とは?〜

精密根管治療と通常の根管治療の違い

 

精密根管治療

通常根管治療
3DCT  △ 
マイクロスコープ △ 
1回治療時間  60分  30分 
 ラバーダム防湿
隔壁
ニッケルチタンファイル ×

消毒薬:NC

貼薬材:水酸化カルシウム

◎根尖孔 ◯根管口

根管充填

垂直加圧 側方加圧

費用

自費診療 保険適応

2018.02.25
根管治療の分類と成功率について 〜抜髄と感染根管治療〜

根管治療は「抜髄」と「感染根管治療」に大別されます。

  抜髄

※虫歯が歯髄まで到達してしまい歯髄炎を呈している状態 

症状

⑴冷たいもの、熱いものでしみる

⑵何もしてなくてもズキズキ痛い  

⑶眠れないくらい痛い 仕事が手につかない

⑷噛むと痛い

 

治療法

⑴抜髄=歯髄除去 ⇨根管充填

⑵コア装着=土台 

⑶クラウン装着=かぶせ物

 

成功率 

⑴精密根管治療 ⇨ 95%以上!

⑵平凡根管治療⇨ 40%程度...

 

②感染根管治療

  • 原因
  • 抜髄不備による感染
  • C3状態を放置してしまったことによる感染根管
  • 歯周ポケットや外傷性咬合による逆行的な根尖性歯周炎
  • 中心結節破折に伴う痛みを究明できず感染根管に至ってしまった時など

症状

⑴急性期は強い自発痛を伴う

⑵噛むと痛い

⑶歩行時などの振動で違和感がある

⑷歯肉にプクッとおできができる

 

治療法

⑴再治療時は補綴物や根管充填材除去

⑵感染根管治療

⑶適確な操作法による水酸化カルシウム貼薬

⑷症状改善傾向を認めたら密な根管充填を行いレントゲンにて評価

⑸コア(土台) →クラウン作製

 

成功率

⑴精密感染根管治療 ⇨ 85%

⑵通常感染根管治療 ⇨ 40%程度

※再感染時は根尖切除術にて対応もしくは抜歯に至る

 

2018.02.22
初期虫歯⇒根管治療⇒抜歯までのアニメーションにて解説!

虫歯の分類はC0~C4まであります。CとはCariesの略語であり虫歯のことです。

一般的に虫歯の進行程度はエナメル質・象牙質・歯髄までの侵襲程度と症状にて判断しますので確定診断としてレントゲン撮影が必須となります。

 

⓪C0:エナメル質表層が脱灰し、白く濁っている程度であり無症状。

ブラッシング改善やフッ素塗布にて再石灰化が見込める状態です。

 

 

①C1:エナメル質表層から内部まで進行しているが、象牙質まで到達していない状態。無症状。

レントゲン撮影、ブラッシング状況より治療介在するか経過観察を行うか判断します。

 

 

 

②C2:象牙質内に達している状態。 しみるといった症状が出現しやすい。穴があいている。黒い。

レントゲン撮影にて象牙質に達しているか確認。麻酔にて虫歯治療必要。

象牙質はエナメル質と異なり放置すると速いスピードで歯髄まで進行するため早期治療が必要。

この段階での治療をいい加減に行うと再発し歯髄に到達し激痛を伴い神経を除去する抜髄に。

 

 

 

③C3:虫歯の進行が歯髄に至る状況。

冷たい物や温かい物で強くしみる。何もしていなくてもズキズキと激痛がする。

レントゲンにて確認し、麻酔下にて抜髄処置。⇒不可逆性歯髄炎のため神経の処置が必要。

適切な歯髄処置を施すことで90%以上の成功率となる。つまりマイクロスコープと3DCTを用いたマイクロエンド精密根管治療が必要となります。肉眼や10倍程度のルーペではとてもではありませんが対応できません。 

 

 

 

④C4:C3 状態を放置し残根状態を呈している。痛みはほとんど感じないが腫脹の出現が高い。

残念ながら抜歯の適応か、歯根の長さによりCrownLengtheningの小手術にて保存を試みる。

 

 

 

 

 

 

2018.02.08
2/4精密根管治療セミナー修了のご報告❗️

2017年4月よりスタートした藤本研修会歯内療法セミナー修了しました。

本当に素晴らしい内容でとても充実した6セッション12回の1年コースでした。

エディターはペンシルベニア大学にて学ばれ現在は日本にとどまらずグローバルにご活躍されている石井宏先生です。歯内療法においては非常に厳しい芯の強さをお持ちであり、また懇親会などの席ではフランクにお話ししてくれる実直な先生でした。日本において歯内療法という最重要な基礎治療がいかに軽率に取り扱われているかを実感しました。

私がこのコースを受講したきっかけと目標ですが、

  1. 患者さまに今以上に質の高い根管治療を施術し歯の永続性を高めたい

  2. 根管治療で悩まれている患者さまに選択肢の広い技術者になりたい

  3. 根拠に基づく理にかなった根管治療を行いたい

  4. 将来的にも安全かつ安定した材料を用いて施術したい

  5. 現在の日本における規制や縛りのある中での根管治療と、規制などにとらわれない真の精密根管治療との結果をバイアスなしで知りたい

 

そして、歯科医師である以上根管治療で悩まれている患者さまや今後根管治療に至ってしまう歯を規制にとらわれることなく、信念を持ち真の根管治療を施術し、日本の歯内療法発展に少しでも貢献したいと思い受講しました。

今私の中で患者さまに真の精密根管治療の大切さをご理解頂けるか不安はありますが迷いは全くありません。

ここ世田谷区千歳烏山 烏山通り歯科より根拠に基づいた精密根管治療を施術し、1本でも多くの歯を適切に保存できるように精一杯診療を行う所存でございます。

今後、烏山通り歯科における精密根管治療の取り組みをブログにおいて情報発信していきますのでたまに覗いてください。

         

                    

   

 

2018.02.03
藤本研修会エンドコース最終回

1年コースの藤本研修会エンドコース(根管治療)が本日2/3と明日2/4をもちまして修了します! 今回のセッションは各自がケースプレゼンテーションを行い評価していただく内容です。 そして18時より修了証授与式となっており、しっかり症例発表を行い今後のマイクロ精密根管治療のレベルアップを目指してきます! 患者様にはご迷惑をおかけいたしますが本日不在であることご理解いただきたく存じあげます。
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